2024年より、65歳以上の方を対象に帯状疱疹ワクチンの一部が公費助成の対象となりました。
当院では、生ワクチン(ビゲン)および 不活化ワクチン(シングリックス)の両方を取り扱っております。
帯状疱疹とは?
帯状疱疹は、子どものころにかかった水ぼうそうウイルスが再活性化することで発症します。高齢になると免疫力が低下し、発症リスクが高まります。帯状疱疹は強い痛みや皮疹を伴い、帯状疱疹後神経痛(PHN)など後遺症を残すこともあります。
ビゲン(生ワクチン) | シングリックス(不活化ワクチン) | |
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接種回数 | 1回 | 2回(2-6ヶ月間隔) |
効果持続 | 約5年程度 | 9年以上と報告あり |
予防効果 | 約50~60% | 約90%以上 (70歳以上でも高い効果) |
副反応 | 軽い発熱、注射部位の腫れ | 注射部位の腫れ・痛み、 筋肉痛、全身倦怠感など強めの反応 |
どちらを選ぶべきか?
ワクチンの効果や副反応は個人差があります。
持病がある方や治療中の方、体調に不安がある方は、医師と相談してから選ぶのがおすすめです。
あなたの状況 | おすすめのワクチン |
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一度の接種で済ませたい | ビゲン(1回で完了) |
より高い予防効果を求めたい | シングリックス(効果90%以上) |
免疫が低下している | シングリックス(不活化なので安心) |
副反応をなるべく軽くしたい | ビゲン(副反応が比較的軽い) |
コストを抑えたい | ビゲン(自治体助成により負担が少ないことも) |
帯状疱疹ワクチンの接種をご希望の方は、Webまたはお電話(098-988-7230)でご予約ください。