投稿記事
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運動
運動中の心臓発作を避ける為に
運動中起こす心臓発作 「運動中に心臓発作を起こして、心臓マッサージで助かった」そのような報道を耳にしたことはないでしょうか。しばしば、循環器医として運動中に心臓発作を起こして搬送されてきた患者様の担当になることがありました。主な疾患は心筋... -
運動
高血圧に対する有酸素運動の効果
有酸素運動のエビデンス 高血圧は有病率が高く、心脳血管疾患、腎疾患のリスクになります。有酸素運動の効果を検証したメタアナリシス(複数の研究を統合して解析した研究)が発表されています1。Cao LとLi X(著者ら)は2018年7月までの科学的記事のデータ... -
運動
ウェアラブル活動量計をつけてみましょう
腕時計型の活動量計がAmazonで簡単に手にはいる 患者様から外来で運動していますよと教えてもらっても、実際にどれくらい運動しているのかは疑問ではあります。(疑っているわけではありませが)。また、「アップルウォッチがいいんですか、どのスマートウォ... -
心臓リハビリ
心臓外科亜急性期の外来心臓リハビリはきっとくる(はず)!
低侵襲心臓外科手術、心臓低侵襲治療が普及してきている 近年、心臓外科手術も低侵襲心臓手術(MICS)という低侵襲手術が沖縄県内(全国的に)普及してきています1。また、大動脈弁狭窄症に対する経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVR)も普及してきています3。こ... -
運動
外来の待ち時間に誰でも、どんな服装でも、気軽に運動
小学生時代は肥満児だった 糖尿病や慢性心不全の患者様に「運動しましょう、ウォーキングしましょう」と外来でお話していますが、なかなか、運動が出来ない方がいます。実は私はその気持が痛いほどわかります。今では暇があればジョギングをしたり、ジムに... -
心不全
なぜ、今、心不全クリニックなのか
心不全は増えている 図1.心不全の増加の予想米国の心不全の新規発症率を基にした本邦の心不全発症率の予想。右肩あがりに心不全発症が増加している。Shimokawa et al. (2015) Eur J Heart Fail. 17:884より引用。 心不全とは「心臓が悪いために、息切れや...