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片頭痛予防薬の抗CGRP関連薬の勉強会に参加しました

片頭痛の研究会に参加しました

東部クリニック比嘉瞳先生とシーサー通り内科リハビリクリニックの城本高志先生に片頭痛の研究会で抗CGRP関連薬についてご教授いただきました。

片頭痛に苦しんだ私

27歳のときに家でを本を読んでいると少しくらっとして、何故か本を落としてしまいました。本を拾おうとすると目の前に歯車がうねうねうごいてきて、左側にベターと輝く歯車がくっついて視界が半分になりました。あわてて、勤務していた救急外来に受診しましたが、自然になおってしまいました。

神経内科専門医の指導医に診てもらい片頭痛の閃輝性暗点ということがわかりました。

30代になると、週に1回以上の拍動性頭痛に襲われましたが、トリプタン製剤を内服してやり過ごしていました。

抗CGRP薬で劇的にかわった生活

45歳の誕生日に一念発起して抗CGRP薬を使ってみました。すると翌日から頭痛が出なくなりました。出ないというより、出ようとしているのに発作にならないという不思議な感覚で、その後、頭痛が消えていきました。

NSAIDsで乗り越えようとすると…

今回の勉強会でもNSAIDsで乗り越えようとすると薬物乱用頭痛や慢性片頭痛に移行するリスクについて講演されていました。抗CGRP薬も効きにくくなってしまうようです。頭痛のない生活は快適ですので、片頭痛治療については是非抗CGRP薬による予防についても、頭痛で苦しむ方にはその効果を検討していただければと思っています。

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この記事を書いた人

沖縄北あんしん内科クリニック院長。専門は虚血性心疾患と心臓リハビリ。小学生時代は肥満児で柔道部に入部をきっかけに、ダイエットに成功した。以来、スキー、水泳、サーフィンなど様々なスポーツにチェレンジしている。自身のダイエットの成功体験を元に、医療のみならず、運動や食事など総合的なライフスタイル提案をするために2023年に自身のクリニックを開業する。

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